大会・中央委員会 あいさつ 第119回定期大会(2021年4月28日)

大会・中央委員会 あいさつ 第119回定期大会(2021年4月28日)

 コロナ禍だからこそ組合活動の充実を

 ○県議選結果

 4月18日に行われた富山市議選について、県職労元副執行委員長の岡部市議を再び市議会の場に送ることが出来た。組合員の皆さんのご協力に大変感謝申し上げる。県都・富山市の動向は新田県政にも大きく影響し、岡﨑県議とも連携を取りながら、政治闘争を展開していきたい。

 

 ○賃金水準

 春闘情勢については、コロナ禍の中、民間労組の奮闘が伺える。今後は、民間給与実態調査による精確な公民較差をもとに県人事委員会の改善勧告を求めていく。地域手当について、新田新知事は「民間からみると珍しい制度」と発言しており、改めて今年度、一律支給に向けての取り組みを強化していく。

 賃金水準では、反映結果が偏りのないものとなるようチェックを行い、全国中位の賃金水準となるよう県当局と協議・交渉を継続し、必要な対応を求めていく。

 

  ○時間外労働の縮減

 勤務時間把握が本格実施となった。2度と過労死などを出さないためにも「在庁時間=勤務時間」となるよう取り組む。昨年度、現職死亡が4人おられ、急性心不全で亡くなられた方がいる。その方の時間外勤務の状況は過労死ラインを超えていないようだが、県庁の働き方改革は待ったなしである。

 さらに、未だに時間外勤務の上限時間を超える仕事の進め方が容認されている。法令・規則が遵守させ、早急に過労死超えの働き方をしている職員の業務の軽減をさせ、サービス残業などの違法状態の解消にも全力を尽くす。

 

  ○政治闘争の推進

 秋までには衆議院総選挙が行われる。菅政権打倒に向け、立民党を基軸とする野党共闘での政治闘争をしっかりと対応していく。秋には、上市・射水・高岡・滑川などの市町村議会選挙がある。県職労・自治労県本部が推薦・支持する候補の必勝に向け取り組みを進めるので、組合員の皆さんのご理解とご協力をお願いする。

 

  ○組織体制強化に向け

 人員削減などによる組合員数の減少もあり、運動展開にも著しく影響を与え、組合の予算規模も減少している。組合員・職場に寄り添った運動を展開し、組合加入100%をめざす。組合の予算規模について、収入が組合費だけでは先細りであり、内容も充実している団体生命共済、刑事裁判弁護士費用特約のあるマイカー共済などの加入増を管理職を含め精力的に押し勧め、共済手数料による予算規模の増を図っていく。

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