大会・中央委員会あいさつ 第117回定期大会(2019年4月24日)

大会・中央委員会 あいさつ 第117回定期大会(2019年4月24日)

 自らの時間を有意義に活用できる職場の構築を

 ○県議選結果

 4月7日に行われた県議選で、県職労が推薦した菅沢・岡﨑・井加田議員を県議会の場に送ることができた。組合員の皆さんのご協力に感謝申し上げる。今後の県職労の議会闘争について、県議の皆さんと協議してきたい。

 ○賃金水準

 総務省が、2018年4月のラス指数を公表し、全国34位で依然低い状況にある。昨秋闘では、全国下位を改善させるために、苦渋の決断である「業績評価制度を用いた査定昇給財源枠の拡大」を確認した。2019年4月のラス指数に反映されることとなり、その結果を注視していく。

 また、反映に偏りのないようチェックを行い、全国中位の賃金水準となるよう県当局と協議・交渉を継続していく。

  ○時間外労働の縮減

 4月の労基法改正などにより、本県でも時間外勤務の上限時間月45時間、年360時間が設定されたが、2018年度の時間外勤務実績は、平均時間数で年360時間を超が17職場もあった。

 また、2019年1月までの10カ月間で延べ322人が過労死ラインを超えており、2019年度はこのような働き方とならない職場づくりが必要である。

 そのためにも、時間外勤務の事前命令制、パソコンのログイン・ログオフによる勤務時間管理の試行などを通し、県庁内の悪しき文化を打破し、業務に必要な人員を確保し、自らの時間を有意義に活用できる職場・生活環境を構築する年にしなければならない。

  ○参議院選闘争の推進

 7月の参議院選について、県職労出身の社民党党首、又市参議院議員が「比例区で出馬しない」と表明されたことを受け、先日、組合では大分県職労出身の「吉田ただとも」氏を推薦決定した。安倍一強政治を打破し、民主的な議会を私たちの手に取り戻すため、組合員の皆さんのご理解とご協力をお願いしたい。

  ○組織体制強化に向け

 組織体制強化の観点から、離席役員2人体制を確認し、新たな離席役員として「高橋真実」書記長を高率で信任した。今後は、高橋新書記長を軸に、本部・地区・支部・分会、あらゆる組織が一体感をもって、組織活動を進めていく。

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