大会・中央委員会 あいさつ 第163回中央委員会(2018年7月18日)

大会・中央委員会 あいさつ 第163回中央委員会(2018年7月18日)

 西日本豪雨災害に関して、被災された方々に心からお見舞いを申し上げる。一日も早く復旧が進めるため、県職労としても支援要請があれば、積極的に取り組んでいきたい。


賃金水準引き上げ・地域手当 について

 春闘結果を受け5年連続のの月例給、一時金の月数を人事院・人事委員会に求めていく。また、賃金水準については、昨秋闘で「現状は問題意識を持っており、県民の理解を得るなどの観点を踏まえつつ、改善について検討」と回答しており、特に、本年3月末には現給保障が終了し、賃金水準の引き上げは急務であることから、その履行を求めていかなければならない。

 地域手当については、昨秋闘で「人事委員会に実態調査を依頼するなど、人事管理上の問題や民間の賃金水準を踏まえ非支給地への支給のあり方について引き続き協議」とする回答を踏まえ、人事委員会の調査研究結果などを基に非支給地への支給を勝ち取りたい。

真の時間外労働の縮減 について

 時間外勤務の罰則付き上限時間を定めた法律の成立は、36協定締結職場に大きく影響するものです。法的には、公務の職場は対象外だが、人事委員会に対し、本庁職場などへの監督権の行使を求め、時間外労働縮減、適正な人員配置を求めていく。

自治体選挙 について

 教員の過労死認定があり、県議会に対して国のガイドラインに沿った勤務時間管理の把握などの3項目の請願要請を行ったが、与党の反対により一部不採択となった。「過労死ライン『ゼロ』の実現」に向け、改めて議会での働く者の代表の必要性痛感した。推薦議員が、再度議会で活躍いただくための取り組みを進めるとともに、来年7月の参議院議員選挙では暴走する安倍政権を止め、私たち「働く者が中心」となる政治を取り戻すため、しっかりと取り組んでいきたい。

組織強化 について

 新たな離席役員選出に向けた議案について、今後の県職労を見据えた役員体制を検討していきたい。

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