大会・中央委員会 あいさつ 第156回中央委員会(2014年2月20日)

大会・中央委員会 あいさつ 第156回中央委員会(2014年2月20日)

給与制度の見直しに反対闘争の強化を

重点課題6項目

2014重点課題は6項目ほどを考えている。

まず、2014春闘で、これまでとは違った春闘であり、政・労・使協議が行われ、労働者の賃上げを確認した。連合が5年ぶりにベア要求を掲げた。物価上昇分のベースアップは当然である。

第二に、給与制度の総合的見直しについて、自民党の政策どおり、人事院が動いている。国家公務員20万人に対して、地方公務員270万人であり、ターゲットは地方である。しっかり対峙していく。

第三に地域手当・昇給抑制回復の課題である。2006年給与構造改革の負の遺産である。昨秋闘で終期にむけた話し合いをしており、早急に取り組む必要がある。

第四に、雇用と年金の課題であり、組合は定年延長をめざしている。年金無支給で150万円減額となる。昨秋闘の結果は、1年限りとなっており、協議が必要。

五番目に業績評価制度の課題である。地方公務員法が改正され、評価制度での昇給などの法令で定められる。富山県では導入はされているが、新たな展開も想定され、納得できる制度となるよう話し合っていく。

最後に行革の課題である。2014年の行革課題が発表されたが、定員適正化計画によりこの15年間で25%の人員削減がされた。2015年に向けて、新たな計画を作成としており、しっかりと協議させていただく。

課題前進にむけ2月24日に知事へ要求書を提出する。中央でも2月19日に人事院・総務省に要求書を提出した。これからが春闘本番であり、1年の闘争の始まりである。要求前進にむけしっかり取り組んで行こう。

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